育成会について

ふれあい広場

 障害のある人もない人も「ふれあい広場」で交流 賑やか

育成会/模擬店とバザー出店でアピール

 

 10月21日、北九州市立東部障害者福祉会館を利用している方々の活動発表や交流促進、障害福祉の啓発を目的に行われている「ふれあい広場」が、今年もウェルとばた6・7階の同会館で開催されました。台風の接近が心配されていましたが、秋晴れの心地よい風の吹く中、ステージイベントや作品展示、模擬店、バザーなどの催しに443人もの参加があり、大変賑わった一日となりました。

 育成会(親の会)は活動をアピールする場として、模擬店(たこ焼き)を担当し、バザーを出店して他の団体、そして参加者の方々とも交流することができました。

 飲食スペースで歓談しながら、楽しそうに召し上がる参加者の方々の笑顔に、私もほっこりとした気持ちになりました。

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北九州市障害者虐待防止啓発研修

北九州市障害者虐待防止啓発研修

シンポジウム ~「気づき」から「支援」へ~ に登壇して

 

 平成30年度「北九州市障害者虐待防止啓発研修」が、11月4日、ウェルとばた多目的ホールにて開催されました。

 まず、障害者支援課 重谷勝子主幹の主催者挨拶で始まり、「身体拘束のないケア実現に向けて」と題して、(社福)杏和会やまびこ学園 長森 健理事長の基調講演がありました。

 シンポジウムでは、北九州市立大学 深谷 裕准教授をコーディネーターとして「気づき」から「支援」へ をテーマに、私はシンポジストとして、娘の事と友人が体験した“グループホームをやめざるを得なかった事”について発表しました。グループホームの相性の見極めは難しく“人質”の感覚で見守るしかない親は辛いものです。また、施設側に虐待の認識がなく、訴えても知的障害者の無力さを感じるばかりで結局ホームをやめざるを得なかった、と自責の念で話してくれたお母さんの代弁をさせていただきました。最後に、本人に寄り添い行動の根底にある背景に目を向けてほしい、“支援手帳”の活用を、支援者のメンタルケアにも力を注いでほしい、と要望しました。

 次に、事業所melyの玉井康二相談支援専門員から在宅者の支援事例で「虐待」の確証がなく連絡に踏み込めない実情や、連絡が遅くなることで2次的被害が出るという憂慮すべき話がありました。

 三人目のシンポジスト、北九州あゆみ通所施設 丹下篤嗣施設長は、虐待防止チェック表を利用したアンケート結果を公表して、職員同士で指摘しあえる施設環境と、虐待ヒヤリハットをパソコンで共有して見える化している事を挙げました。

 これを受けて深谷氏は、福祉の世界は結局のところ精神論に結論付けられる所が大きいが、そこに虐待防止を共有する仕組みを作ることで職場の雰囲気は変わりうる、と述べました。誰もが関心をもって見守る必要を改めて感じ取った研修でした。

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小倉北地区会活動紹介

みんなで作ったお好み焼き おいしい!

<小倉北地区会「料理教室」の活動から

 

 11月25日(日)に、北地区会では初めての料理教室を行いました。(参加者は本人13人、保護者11人、ヘルパー1人で合計25人)

 メニューはみんなが大好きな「お好み焼き」と「焼きそば」と「いちごババロア」です。

 キャベツを切ったり、粉を混ぜたり、お好み焼きをひっくり返したりと自分ができる事を中心に、楽しくマイペースに調理に取り組みました。保護者は、できるだけ手を出さず見守り、自分たちで作ったという充実感を味わってもらいました。

 切ったキャベツが大きかったり、豚肉を入れるのをうっかり忘れて、後で乗せたりと思わぬハプニングもありましたが、それも笑いに変えて最後はおいしくいただき、楽しい会食となりました。食べ終わった後も、みんなで協力して片付けて、食器を拭く人、食器を戸棚にしまう人、ごみを捨てる人、椅子を片付ける人と、それぞれの役割を果たし、予定通りに終了する事ができました。「次に会うのは2月のボウリングかな~」と再会を約束して、散会となりました。

 地区会活動は、無理なく楽しく が私たちの合言葉。そして子どもの事、自分の事、家族の事を語り合える場があることに安心感を覚えます。

 育成会に入っていて良かったなと思う瞬間です。

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