新着情報リスト
わいわい広場 模擬投票
2023年4月13日
「わいわい広場」/模擬投票で選挙投票の流れを体験
自由に集いわいわい交流する育成会(親の会)の当事者活動「わいわい広場」は、コロナ禍で長く休止していましたが、この3月25日、北九州市ゆるキャラ総選挙の「模擬投票を体験しよう」を計画してウェルとばたで活動を再開。当事者15人、親(家族)支援者15人が参加しました。
はじめに、市の選挙課から投票の手順の説明があり、今日は練習する日です、まちがってもいいですよ、とのアドバイスも。市のご当地キャラクター(めいすいくん、スナQ、ていたん、モモマルくん)を候補者に見立てた選挙公報も配られました。さっそく、一人ずつ受付で投票用紙を受け取り、自分で選んだ候補者名を記入し、投票箱に入れました。(支援者が近くで見守る人もいました。)因に記載台と投票箱は、実際に選挙で使われているものです。結果は、「選挙のめいすいくん」が最多得票5票で当選しました。
緊張した、大丈夫だった、など参加者の声が聞かれるなか、選挙課は、意外に簡単です、選挙に行くようにして下さい、と呼びかけていました。
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わかりやすい選挙投票の説明会
大切な一票を投じるために’
役員会/「わかりやすい選挙投票について」説明を聞く
3月8日、北九州市手をつなぐ育成会第12回役員会において、北九州市行政委員会事務局選挙課中原課長より、「知的障害のある人たちにわかりやすい選挙投票」について次のような説明を聞きました。
「投票所に来る人は、何らかの意思表示をしに来ると考えます。極力有効票にしようと努めています。」と強調。具体的には、候補者名の記入に際しては、①すべて平仮名で書く②同姓同名がいなければ、姓のみ名前のみ書く③投票用紙の裏に書く④姓名の読み方が違う、または一部だけ書いてある。これらはすべて有効票となります。また、投票所に、選挙公報の投票したい候補者に印を付けたり、切り抜いたり、候補者名をメモ用紙に書いて持って行く事も可能。文字での意思表示が困難であれば、選挙支援カードを利用して代理投票を申し出ることもできます。
以上により、高いと感じていた選挙のハードルが思ったより低かった、というのが率直な感想です。
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選挙支援カードの活用
‘ 大切な一票を投じるために’
選挙支援カードを活用しました
2月号のふたばでもお知らせしましたが、北九州市では令和5年1月23日から選挙で投票する際に障害のある人が支援を求めやすくする「選挙支援カード」を導入しました。これを受け、育成会では2月5日に行われた北九州市長選挙で一人でも多くの方に利用してほしいとの思いから急ぎ役員、支部長に情報提供をさせていただきました。
後日、期日前投票を含め投票所に出向いた方々からの感想を聞いたところ、「初めて障害のある本人を連れて支援カードと選挙公報の候補者の切り抜きを持って行ったが、入り口から支援者が付き添い介助と代筆をしてくれ、とても安心して投票が出来た。」「初めて投票に行ったが、支援カードを見せたらわかりやすく説明してくれたので、緊張したけどちゃんと投票出来て良かった。」など嬉しい声が寄せられました。投票しやすい環境さえあれば、障害のある人も一人の有権者として選挙に行くことが出来るという事が実感できる大きな一歩になったことと思います。
育成会は、今後も市の選挙課と話し合いを続けていきますが、3月25日には「わいわい広場」で投票の流れを体験できる「模擬投票」を実施します。多くの皆さんの参加をお待ちしています。
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ちゃちゃ隊の活動報告
2022年11月11日
広がる理解の輪 ちゃちゃ隊の活動
知的・発達障害への理解を深める啓発活動に取り組んでいる、北九州市
手をつなぐ育成会の啓発キャラバン「ちゃちゃ隊」の動きが活発です。
10月18日、今回は社会福祉協議会の「ボランティアウイーク2022」の企画講座、「どこでも・だれでも・気軽にサポート講座〜知的・発達障害編〜」での出前講演で、ウエルとばたに20名以上の参加がありました。
疑似体験を通して、当事者が困っている感覚を感じることができた。障害があるから出来ないではなく、工夫(声のかけ方・視覚的配慮など)で出来るようになると気付いた。このような感想が聞かれました。
自分の周りに障害者がいないと意外に困っていることを「感じる」、「気付く」というのは難しいものだと思います。これからもちゃちゃ隊の活動を通じ、共に感じ、気付くひとの輪を広げていければいいなと思います。
3年ぶりに開催された東部障害者福祉会館文化祭
ふれあい広場(10月23日、ウェルとばた交流プラザにて)展示コーナーに
「ちゃちゃ隊」の活動紹介パネルを展示
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ちゃちゃ隊の活動を育成会役員へ研修
2022年8月10日
7月13日の第4回役員会終了後に、キャラバン隊の疑似体験講座をおこないました。キャラバン隊は、障害のある人もそうでない人も共に生きる共生社会の実現を目指す北九州市手をつなぐ育成会の活動として取り組んでいます。今回は、役員の皆さんにも疑似体験をしていただき、日頃の活動で、知的・発達障害を知らない方にこのような感じ方や見え方をしていることに理解を求めていることへの情報共有を図りました。
どうぞこの活動を理解していただき、様々な場面での活動の機会が得られますよう周知頂ければと思います。
疑似体験は知的障害理解への入口
「〇〇体験」と言う言葉がよく話題になりますが、ちゃちゃ隊の啓発活動「障害疑似体験」は、普段まず想像する事がない未知の体験なのではと思いました。それが知的障害への関心と理解に繋がる入口になればと思います。
障害特性を知ってもらう意義ある活動
今回が2回目の参加。世間の人は知的障害は何も分からない何も出来ないと思っているが、独特の感性と、言葉より目からの情報の方が理解出来ると言う障害特性を外部の人に知らせる意義ある活動だと思う。
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