育成会について

ドリームナイト・アット・ザ・ズー 今年も開園

☆楽しいひととき☆ 

ドリームナイト・アット・ザ・ズー 今年も開園

 

 

 障害のある子どもたちとその家族を閉園後の動物園に招待し、気兼ねなく楽しいひと時を過ごしてもらうという国際的なプロジェクト「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」が、5月26日、到津の森公園(小倉北区上到津)で開催されました。時間は17時30分から20時まで。参加者は年々増え、約2000人が貸し切りの動物園で、大勢のボランティアの出迎えともてなしを受けました。まずフェイスシールやルミカライトを受け取り、ウサギやモルモットとふれあい、ヤギにキャベツをやり、キリンやライオンのガイドを聞き、当日割引の遊具を楽しみ、シャボン玉とばし、楽ちんヨガ、スタンプラリーなど企画された多彩なプログラムを、子どもはのびのびと楽しみ、はしゃぎ、大人はそれを見て元気をもらいました。多様な出会いがあり交流するひととき、またの折が望まれます。

 このイベント運営には多数の企業や団体等の協賛・協力があり、事前に行われたボランティア(企業、団体含む高校生、大学生、社会人)の研修会は、北九州市障害福祉団体連絡協議会が実施に当たりました。

 

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カテゴリー:その他

政策会議

 

育成会の要望活動を担う「政策会議」を開催

 

 政策会議は、知的障害者の現状を発信し、当事者がより利用しやすい制度施策を求めて、行政(国、北九州市)への要望事項を協議、精査する場です。会議のメンバーは、副会長、事務局長、地区長、各対策委員長及び特別委員で構成されています。

 5月21日、第1回政策会議がウェルとばたで開かれ、今年度の要望活動の取り組みがスタートしました。

 具体的には、4月に全会員に向けて行政に対する要望等の募集を行い、さらに各地区会や対策委員会において検討された要望や意見をこの政策会議で集約し、協議、精査して7月中には今年度の要望書を作成する予定です。こうして作られた要望書は、速やかに行政へ提出して施策への反映を要請しますが、北九州市については回答を得た後、例年意見交換会を行っています。

 要望活動は運動体である親の会にとって重要な取り組みです。会員の「日常の困りごと」や「こんなサービスがあったらいいのに」とか、「このサービスは使いにくいから改善してほしい」など身近な出来事が運動に繋がります。声を上げましょう。

 なお要望事項や回答は、今後の「ふたば」紙面に掲載します。

 

 

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地区会活動紹介

地区育成会/総会で新年度が始動

 

 門司地区会は、本人レクリエーションや研修等を行ないながら、「ここに来ればホッとする、何でも話せる」という地区会をめざして活動しています。

 今年度も、5月29日(火)に地区総会を行い全ての議事が承認され、新年度に向けての活動が始まりました。参加者は年を経るごとに少なくなっていますが、地域での顔見知りの関係を大切にし、地区活動を継続していく必要性を再認識することが出来ました。

 総会終了後は本部より出席していただいた久森副会長、国家副会長を交えて、それぞれの会員の近況を話してもらいながら懇談を行ないましたが、様々な体験を通してわが子の成長を感じ嬉しく思う反面、親亡き後本人の生活を守るためにはどうすればよいか。

 やはり、理解ある支援者の存在が必要だという言葉に一同うなづいていました。

 いざというときに、本人も親も安心できる仕組みはまだまだ不十分ですが、とりあえず今ある福祉サービスを利用しながら親離れ、子離れの準備をしつつ、本人が安心して生活出来るように今後も周囲に向けて発信していくことを申し合わせることができ、有意義な懇談の時間となりました。

(門司地区長 服部栄子)

 

 

 小倉北地区会では、5月23日、到津市民センターで定期総会を行い、29年度活動・決算報告、30年度活動計画・予算案などを審議し可決されました。今年度も、本人たちが楽しみにしている「リズム体操」、「ボウリング&カラオケ」を企画し、親子で「お菓子作り」にも挑戦します。また、会員同士の繋がりを深める「親睦会」や到津ひまわり学園保護者との「交流会」は地区会の大切な取り組みとして今後も継続していきたいと思います。学習会については、本部主催のペアレントスクールなどへの積極的な参加を呼びかけていきます。

 総会終了後には「語る会」を行い、日頃の子どもの様子や困っていることなど参加者全員が発表しました。その中でグループホームを利用している保護者に対して、ホームでの余暇の過ごし方や職員との情報交換の頻度、帰省中の本人の様子など細かい質問がありました。また、法人育成会事業所の利用者からは4月からの食事サービス変更に伴う本人の変化や戸惑いが語られました。そして、本人や家族の願いをコーディネートするサービス等利用計画の重要性を再確認すると共に、その作成やモニタリングのあり方など問題点が提示され、活発な意見交換の場となりました。アットホームで身近な地区会の活動にみなさんも参加してみませんか。

(小倉北地区長 久森栄子)

 

 小倉南地区会は、5月25日(金)、小倉南生涯学習センターで総会を開催しました。すべての議案が承認され、平成30年度の活動が本格的にスタートしました。29年度は、会員同士の交流を主に研修会を2回開催しました。1回目の研修会では、育成会の服部栄子会長が同席して、参加した会員同士、自己紹介を兼ねて情報交換をしました。2回目は太宰府方面に工場見学に出かけ、交流も兼ねての研修会となりました。

 本年度も総会後、第1回の研修会を開催しました。『本人にとっての成年後見制度を考えよう』をテーマに、一般社団法人みるとの安部裕一次長を講師に迎え、北九州市における成年後見制度について、「みると」「らいと」の取り組みや北九州市の現状などを聞きました。安部氏には参加した会員からの質問にも丁寧に答えていただき、成年後見制度をさらに身近に考える機会になりました。平成30年度も「学び・交流・余暇」を柱に、会員に寄り添える地区会活動を提案、実施していきたいと思います。

(小倉南地区長 真野かおる)

 

 

 5月29日若松地区会の総会を終えました。出席者は、20名弱でしたが若松、洞海両工芸舍の事業所長と副会長二人が出席してくださり小規模の総会となりました。

 事業報告、会計報告と無事審議が進み、後半は茶話会となりました。その際、若松工芸舍の小川所長から皆さんの関心がある若松区宮前に出来たグループホームのことやその地に二年後移転する若松工芸舍の情報などお聞きすることが出来ました。

(若松地区長 坂本ならゑ)

 

 5月25日、ウェルとばたにて総会を開催しました。会員46名(内委任状36名)出席のもと、平成29年度の活動・決算報告、また平成30年度の人事・活動計画・予算案について審議を行い、承認されました。今年度も会員間の交流を目指した「茶話会」、本人が参加できる「バスハイク」や「クリスマス会」の実施に取り組みたいと思いますが、年々参加者が減少しているという現実もあり、地区会の運営の難しさを感じています。

 総会後は、昨年と同様「語る会」を行いました。まず、本人を中心に日々関わっている家族や支援者、日中活動事業所や利用しているサービス等を「見える化」するための「エコマップ」を各々が描きました。それを基に、現在利用しているサービスが充分であるのか?また、足りないサービスは何だろう?等について意見交換を行いました。

 参加者からは、「週末のショートステイやヘルパーとの活動を息子がとても楽しみにしている。これからも続けていければ良いのだが・・」、「息子がどのようなサービスを利用しているのかを図式化することで、父親に説明するのにとても分かり易い」などの意見があり、有意義な会となりました。

(戸畑地区長 北田ひさ子)

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