育成会について

啓発キャラバンちゃちゃ隊が行く②

啓発キャラバン ちゃちゃ隊 が行く②

 

 コンサートを快適に鑑賞いただくために来場をサポートするアーツスタッフを養成する講座(障害のある人への対応を学ぶ)として6月22日、響ホール(八幡東区平野)でキャラバン隊活動を行いました。

 疑似体験を通じて伝わりづらさや見え方、感じ方の困難さを知ってもらいます。例えば絵に描きにくいものは伝わりづらいので「ちょっと」や「ちゃんと」など抽象的な言葉は具体的に示すことが必要です。また、言葉だけで相手に伝えたり、言葉だけで相手の言うことを理解することが困難であることも疑似体験を通じて再確認してもらいました。さらに知的、発達障害者は初めての場所は苦手なことも多く混乱してしまうこともあるが、その場合、その人やその状態をどうにかするのではなく、危険の無いよう周囲に気を配りながら本人が落ち着くまで待ってほしい。そして必要があれば静かな場所に連れて行ってほしい、と伝えました。外見からは分かりづらい知的、発達障害者は誤解されたり人権侵害を受けやすい傾向にありますので、知的、発達障害者のことを正しく知り理解してもらうこともキャラバン隊の目的のひとつです。

 

ちゃちゃ隊2

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啓発キャラバン ちゃちゃ隊が行く①

啓発キャラバン ちゃちゃ隊 が行く①

 

 啓発キャラバンちゃちゃ隊の平野千絵子です。6月3日、小倉北区大門にある「生き方デザイン研究所」にて支援ボランティアの方等6名を対象に講座を行いました。(写真)

 この研究所では事業の一つに生き方デザイナーの出前講座を行っており、「きづき」と「共感」から正しく理解し合理的な配慮ができる『プロの理解者』を育てる活動をしています。行政や企業、教育機関・地域等を対象に障害の理解・啓発を目的とした研修、講座をコーディネートしていて、私たちの活動とも非常にリンクしています。私たちも啓発キャラバンちゃちゃ隊の活動を通じて理解者を増やし、共生社会の実現に繋がるように、障害の有無に関わらず自分らしく生活できる社会となるよう目指しているのですから。

 次回はこの「生き方デザイン研究所」のご縁でキャラバン隊活動のお誘いを頂きましたのでそのご報告をしたいと思います。

 

ちゃちゃ隊1

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