育成会について

第41回 総会

安心して生活できる豊かな環境づくりを目指して

育成会/第41回 総会を開催

 6月7日、ウェルとばた多目的ホールにおいて北九州市手をつなぐ育成会の第41回総会が開催され、会員463人(委任状を含む)が出席しました。

 開会の冒頭、服部栄子会長は、「平成の30年間で障害者施策は劇的に変化しましたが、育成会はその一端を担ってきました。今後北九州市育成会では、本人、家族が安心して生活できる仕組みづくりを目指すことを活動の中心として、私たち一人一人に何が出来るのかを考えながら、共に歩みを進めていきたいと思います。」と挨拶しました。

 続いて、高松浩文北九州市保健福祉局長(代理 武藤朋美障害福祉部長)、小松啓子法人育成会理事長が祝辞を述べました。

 定足数の確認の後、池田志郎氏(若松区在住)を議長に選出し、①平成30年度活動報告案②平成30年度収支決算案③令和元年度活動計画案④令和元年度収支予算案の審議が行われ、賛成多数ですべて承認されました。

 今年度は特に活動計画の重点活動項目3の、「あんしんプロジェクト北九州」の取り組みに重点を置くこととし、服部栄子会長からこの1年間のプロジェクト会議の経過報告と、本人、家族が安心して生活できるための事業を考えていることへの会員の理解及び協力依頼がありました。また、知的障害の理解を広めるための新たな取り組みとして、 「キャラバン隊」の起ち上げについて平野千絵子副会長が説明を行いました。軍手、折り紙等を使ったわかりやすい活動内容を紹介し、興味のある方は一緒にやりましょうとの呼びかけもありました。

 なお、総会に先立ち、内海和久北九州市障害者基幹相談支援センター長による、「障害者基幹相談支援センターの概要と障害者虐待防止センターの取り組みについて」の説明がありました。

 

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地区会総会

地区育成会 令和元年度が始動

各地区育成会がそれぞれ総会を経て新年度の活動をスタートしました。語り合い、学び、本人レクリエーション、地区ならではの会員同士の関係づくりなど、盛りだくさんの活動を紹介します。

 

 

 門司地区会は、門司地区に在住する約40人の会員で組織されており、主な活動は、本人レクリエーション(カラオケやボウリング)、保護者の研修等です。

 5月28日に、地区総会が開催され総会終了後は、本部から出席した中島和子副会長を交え懇談を行いました。久しぶりに参加した会員さんもおり、それぞれが、近況報告をかねて悩みや不安に思っている事などを出し合いましたが、地区会という顔見知りの関係なので本音で話すことが出来ました。「お互い年を取ったね~。」と笑いながらも、話題の中心はやはり親である私たちに何かあった時の本人の生活の心配です。同じ地域に住む仲間同士で出来る事があれば支え合っていけるような関係作りを、これからも地区活動を通して築いていきたいと思いました。

(門司地区長)

 

 小倉北地区会では、5月21日、到津市民センターで総会を行い、30年度活動・決算報告、令和元年度活動計画(案)・予算(案)などを審議し可決されました。本年度も、本人達がとても楽しみにしている「リズム体操」、「ボウリング&カラオケ」、「バスハイク」を企画し、親睦会を兼ねた「施設見学」を行います。また、幼児学齢期世代の親へのアプローチとして、到津ひまわり学園保護者との「交流会」を引き続き取り組んでいきたいと思います。

 総会終了後には「語る会」を行い、親(母親)が子どもの支援ができなくなったら困ること等をテーマに参加者全員が発言しました。母親以外の家族はあまり子どもの日常を知らないので不安。母親が急用で子どもを支援できなくなって困った時、同じ障害のある子どものお母さんが数時間預かってくれた。母親が病気になった時、買い物を頼んだ。などの様々な問題や事例がでてきました。

 育成会が進めている「地域で安心して暮らすしくみづくり」や「支援手帳の活用」などの必要性を改めて感じる「語る会」でした。

(小倉北地区長)

 

 

 

 

 

 小倉南地区会は、5月29日、育成会(親の会)の服部栄子会長、北田ひさ子副会長を来賓として招き、小倉南生涯学習センターで、総会を開催しました。すべての議案が承認され、令和元年度の活動が本格的にスタートしました。平成30年度は、会員同士の交流を主に、研修会を2回、交流会を1回、行いました。令和元年度も「学び・交流・余暇」を柱に、会員に寄り添える地区会活動を提案、実施していきたいと思います。

 総会後、第1回の研修会を開催しました。「相談支援事業を考えよう」をテーマに、親の会会長であり、相談支援専門員の服部栄子氏を改めて講師に迎え、事業を利用する側、事業に関わる側の双方の立場から、相談支援事業の役割、現状などをわかりやすく話していただきました。参加した会員からの質問にも丁寧に答えていただき、この事業を改めて学ぶことができました。

(小倉南地区長)

 

 

 5月30日に若松地区総会を、今回は二島の島郷市民センターで行いました。会場を変えてみましたが、出席者は昨年と変わらず15人でした。順調に議事は進み無事承認を得られました。その後、茶話会をしました。その際、若松地区会の活動のメインである「親子レクレーション」にクレームがつきました。毎回、子どもたちやボランティアの方たちが楽しんでノリノリなのをみて、これは無くせないなと感じていましたから少し戸惑いました。勿論、全員が楽しんでいるとは思っていませんでしたが、変更の代案が出ないのが残念でした。その後、今後の研修会につながりそうな提案も頂けたので、今年の活動に生かして行きたいと思いました。

 (若松地区長)

 

 5月30日、ウェルとばた6Bで戸畑地区会総会を開催しました。当日は38人(委任状30人含む)の出席の元、平成30年度の活動及び会計報告、会計監査報告、続いて令和元年度の活動計画案、予算案について審議を行い承認されました。

 新年度の主な活動は、会員間の親睦を図る懇親会、本人及び家族参加の親子レクリエーションやクリスマス会などです。親の高齢化に伴い、年々参加者が減少する傾向にありますが、楽しめる地区会活動を目指したいと思います。

 総会後の「語る会」では、「本人を全面的に支援している母親が支援できない状況になった時の手立てを考えていますか?」をテーマに各々が思いを語りました。

 「本人支援のキーパーソンとして、日中活動の利用事業所長の存在は大きく、家族よりも本人の事を把握していると思う」「息子を理解できるのは私(母親)しかいないと思っていたが、息子のエンパワメントを信じ、次のステップ(第3者に託すこと)を考えなければと思う」などの発言がありましたが、先のテーマについては、今後も機会あるごとに意図して考えてみることが大事だと感じました。

(戸畑地区長)

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