育成会について

2月わいわい広場 

第53回「わいわい広場」 

テクノロジーでスポーツする≫のモニターになる 

 2月23日(土)にウエルとばたで、育成会の当事者活動「わいわい広場」を開催し、仲間たち9人が参加しました。

 今回は、「北九州女性創業支援 ひなの会」※1からの紹介を受け、「リンリンレールゲーム」というテクノロジーを生かした新しいスポーツレクリエーションを楽しみました。「リンリンレール」は、みんなで輪になってレールを囲み、レールを上下に動作させ傾けることによって音の鳴るボールを転がすことができる簡単なものですが、協力しないとうまく回らないため、協調性が必要となります。持っているだけでも腕に力が入り、高く持ち上げて上下させていると背中の筋肉も鍛えられそうです。

 また、回転速度に応じて音や光が変化して視覚や聴覚に障害のある人にもわかりやすくなっています。考案者の辻さん※2は、「人と人とを繋ぎ、暮らしを豊かにするロボット」を生み出していろいろな方面で実験的に使用してもらい、障害の重い人でも使うことが出来るレクリエーション機器を広めたいと夢を語りました。

 しかしながら、当日のテクノロジーは少し不機嫌だったのか、音は出ませんでした。でもわいわいの仲間たちは、そんなことは気にもせず温かな心で「転がるだけで面白いよ」と言葉をかけていました。

 他にもボウリングゲームをしたり、におい計測犬「はなちゃん」から足のにおいをかいでもらって‘いいにおい♥’ポーズで安心したりと、賑やかに過ごしました。

 

 

※1北九州市総務局 女性の輝く社会推進室「北九州女性創業支援 ひなの会」

 志のある女性創業者、飛躍する芽を持つ女性創業者を積極多岐に発掘し、民間経営者等の知見やノウハウ、ネットワークを動員して女性創業者を育成し、事業の成長と発展を支援します。また、「ひなの会」は、女性創業者の感性や価値観をそのまま価値あるものとして、これまで接点の少なかった企業と女性創業者とを、ビジネスとして繋ぐ役割を担います。(FBS「北九州カフェ」で平成30年2月18日に紹介されました。)

※2 辻 貴美花(つじ きみか)

 北九州工業高等専門学校で学んだ技術を生かし、合同会社Next Technologyの社員として従事している。におい計測ロボット犬「はなちゃん」の製品開発に携わる。

リンリンレールは、障害者・健常者・老若男女問わずに参加できるものとして考案。

 

リンリンレール

リンリンレール

リンリンボール

リンリンボール

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若松地区会 研修会報告

若松地区会 災害対策で研修会

 1月29日、島郷市民センタ[にて「障害者のための災害対策~知って安心、災害への備え~」をテーマに北九州市危機管理室危機管理課の出前講座を聴きました。

 実は、11月にも同じテーマで研修会を行いました。一部は、熊本地震災害時の経験談を聞いて、何が一番大変だったかと言うと「トイレ」だったと言うことで、「簡易トイレ」を準備しておくことの大切さを痛感させられました。二部は、北九州市における災害対策について市の取り組みを聴きました。その時、質問が色々出ましたが時間がなくて回答が得られなかったことと、非常食が試食出来るとのことだったのでパートⅡを計画しました。

 今回は、試食はご飯と豚汁でした。もう少し種類があるのかと思っていましたが、年度末なので危機管理課には残ってないとのことでした。残念。味は、非常食と思えば食べられないことはないなというところです。

 私たちが気がかりな避難所については、福祉避難所は指定場所は決めてあるようですが、公表はしない、必要があれば開設する、公表すると殺到する恐れがあるからとのことです。そして災害の規模にもよりますが、当初は行政も混乱しているので三日間くらいは自助努力をして欲しい、三日くらい経つと国の支援も入るだろうとのことでした。避難所は無理だから車の中にいる、または自宅でと言う人も多いと思いますが、その場合は避難所に登録しておくと支援物資は受け取ることができるとのことでした。福祉避難所とはいかなくても避難所の中に弱者のためのスペースを設けて欲しいと要望して、研修会を終えました。

 皆さん、いざと言う時のため、三日分は準備しておきましょう!

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