育成会について

いくせいかい倶楽部 開催

「いくせいかい倶楽部」6回目を西区で

 

 9月28日、西部障害者福祉会館で北九州市手をつなぐ育成会のサロン活動である「いくせいかい倶楽部」を開催。19人の会員が参加し、「私の幸せ」をテーマに語り合いました。

 今回は、参加者の活発な発言を誘導するために「ワールドカフェ」方式を取り入れました。まず参加者は、4つのグループに分かれます。各グループで順番に私の幸せについての思いや考えなどを発表し、それを聞いた他の会員はキーワードや共感すること等を、目の前に広げた模造紙に書き込んでいきます。その後20分毎に、各々が他のグループへの移動を繰り返しながら、模造紙一杯にそれぞれの気持ちを書き出していきました。1時間という限られた時間でしたが、沢山の方との対話を重ね、楽しい時間を過ごしました。

 最後に、改めて全員が「私の幸せ」を書き出しました。№1は「家族の健康」、続いて「子どもの笑顔」でした。その他、「ささやかな日常」や「この仲間たちと笑顔で元気にまた会えますように」等々・・・次回も楽しい集いになりますように 皆さまの参加をお待ちします。

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「メモリー支援手帳」リニューアル検討会

より適切な支援を受けるために

育成会「メモリー支援手帳」リニューアル検討会がスタート

 平成24年10月、北九州市手をつなぐ育成会(親の会)は、障害のある人(本人)の支援を引き継ぐための「メモリー支援手帳」を作成して会員に配布しました。そして6年の歳月が過ぎ、本人を取り巻く環境はずいぶん変化してきました。日本全国で度重なる災害も起きています。さらに、会員の多くの親たちが年を重ね、親亡き後の不安が現実味を帯びてきました。

 そこで、このメモリー支援手帳がより活用しやすくなるようにと、見直しを検討する会を立ち上げることになり、10月3日、第1回「メモリー支援手帳」リニューアル検討会が開かれました。これから18人の委員が、平成31年3月までの検討会を計画的に進めていけるように、各々の支援手帳に関する意見を出し合いました。その中には、エンディングノートを追加してほしい、ホームページから書式が取り出せたり直接入力できたらよい、緊急時に伝えたいことがダイレクトに伝わるようにしたい、リニューアルした支援手帳に一緒に記入する学習会が必要、など様々な意見がありました。

 親亡き後も本人が変わらない支援を受け、安心した生活が送れるよう、親として親でなくては出来ないことを、このリニューアル検討会を通じて考えていきたいと思っています。

 

支援手帳

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あんしんプロジェクト北九州の活動

「あんしんプロジェクト北九州」の活動から

 

 今年度から「事業化準備検討会」は、「あんしんプロジェクト北九州」として活動しています。活動目的は「障害のある人の権利が護られ、将来にわたって安心して暮らし続けることができるしくみ作り」です。「安心」の対義語を調べると「不安・心配」とあります。生きて暮していれば、様々な「不安・心配」が尽きることはないですが、せめてその中のいくつかの問題の手助けになるような仕組み作りができればいいな、と思いながら参加しています。

 このプロジェクトの活動のひとつに「いくせいかい倶楽部」があります。前回は「私の幸せ」というテーマでした。参加者それぞれの幸せ論に共感したり、感心したり。それでもやはり共通するのは、「こどもの笑顔」や「健康である」ということでした。

 私事ですが、思わぬ大病で昨年は三度の手術、入院をしました。幸い手術で当面の心配はなくなりましたが、「親亡き後」についてはそのうち…、と思っていたのが意外に明日は我が身と思い知らされました。

 50年に一度と言われる災害にしても、他人事とは思えない昨今です。リニューアルの検討が始まった「メモリー・支援手帳」の記入、活用など、できることから備えていこうと思います。

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