育成会について

九育連役員会報告

 

九州地区手をつなぐ育成会連絡協議会役員会を開催

4月20日、ウルとばたで

 

 九育連役員会九州地区手をつなぐ育成会連絡協議会(略して、九育連)は、九州の8県と2政令市の育成会が協議会を構成し、毎年持ち回りで役員会と九州大会の開催を担っています。30年度は、北九州市育成会が担当となり、4月20日、ウェルとばたで第1回役員会を行いました。(写真)今回は、8月に開催される第58回九州地区手をつなぐ育成会北九州大会について協議を行い、開催要綱、被表彰者、分科会発表者などが決定しました。

 北九州大会は、8月25日(土)、戸畑区汐井町の「ウェルとばた」で、一日のみの開催となります。午前中に式典、中央情勢報告(講師:全国手をつなぐ育成会 田中正博統括)、講演(講師:野沢和弘 毎日新聞論説委員)があり、午後からは分科会を行います。「日中活動(第1分科会)」、「働く(第2分科会)」「権利擁護運動(第3分科会)」、「自分らしく自由に決めたこと(第4分科会)」がそれぞれのテーマです。

 当日は、九州各地から多くの会員等の参加が予想されます。北九州市育成会では、前日24日の準備と当日の運営スタッフ等の協力を会員に呼び掛けているところです。

 

 

 

 

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委員会活動紹介

委員会活動さらに活発に

 

 北九州市手をつなぐ育成会は、福祉サービスの充実に向けて研修や要望活動に取り組む5つの対策委員会を常設して、会員だれでも参加できる委員会活動を行っています。新年度のスタートに当たり、新委員が加わることで活動がさらに活発になることを期待して、より多くの会員が委員会活動に参加するよう働きかけを行っています。

 各対策委員会の前年度の活動は以下の通りです。どうぞ応募ください。

 

 

幼児学齢対策委員会

 平成28年度、29年度、当委員会では、施設見学を中心に活動しました。門司区、小倉南区、小倉北区の施設を28年度は5ヶ所、29年度は7ヶ所見学しました。委員の子どもが通える事業所という視点で見学先を選んでいます。少人数の見学なので、職員の方との距離も近く、その場で気づいた事が聞けたり、教えていただいたりと施設をじっくり見ることができました。また福祉サービス事業について、わからない事、子どものこれからについての思いなども話し合いをしました。学齢期は放課後等デイサービスが定着し、事業所との繋がりもできましたが、委員は子どもの成長に一喜一憂しながら、いろいろな施設を見て、職員に話を聞き、卒業後の進路選択の参考にと真剣に取り組んでいます。これからも委員のニーズに応え活動していきます。「百聞は一見にしかず」、関心のある会員の方、参加をお待ちしております。

(委員長 真野かおる)

 

居住対策委員会

 住まいは暮らしの基盤です。グループホーム、入所施設、アパートなどで、ハード面と、支援のあり方などソフト面、両面共に本人に合った暮らしができるように、家族が元気な間に準備したいものです。

 そのために当委員会では、制度の学習や施設見学(昨年度は療養介護事業所牧山療養病院と障害者支援施設鷹取学園の2ヶ所)を行って現状を知り、課題について話し合っています。住まいの場の不足、入所施設の居住環境の改善、重度障害者が地域で暮らすための支援、高齢化への対応、介護、看取りなどの課題は山積み。“望ましい暮らし”に向けて、足りないところについては市や国に要望を出し、身近なところでは支援者の方々とのコミュニケーションについて話し合ったりしています。月1回の委員会は、様々な入所施設やグループホーム利用者の家族、在宅の家族等々での情報交換も賑やかです。居住対策委員会の活動にぜひご参加ください。

(委員長 武田みづほ)

 

 

 

 

日中対策委員会

 日中活動対策委員会の定例会では必ず本部役員会報告をして、わいわい広場、ペアレントスクール、政策研修会、福岡県大会など、各行事への参加の呼びかけや内容の復習をしています。委員の大多数が法人育成会事業所の所属(利用者)ですが、29年度は各事業所間の情報交換を行う中で問題点や利用者サービスの向上等について、勉強しながら意見を出し合いました。

 定例会や研修会に参加した後は昼食を兼ねた親睦会を企画しています。時にはお花見を楽しむことも。大いに語らい仲良く活動を続けられることに感謝です。皆さんも委員会に参加しませんか。

(委員長 川﨑美代子)

 

 

 

就労対策委員会

 就労対策委員会は、平成14年の発足当初から知的障害者の就労の場を広げる事を活動の目的にしてきました。

 就労継続支援A型事業所も毎年増設され、平成29年7月現在、53事業所で942名の障害者が就労しています。しかし、新聞に載っていた様に、A型事業所も運営にあたって問題点があります。健全な運営を指導していただくことを市に要望したいと思います。

 当委員会は、委員同志の情報交換の場として、また役員会の報告の場として毎月1回楽しく勉強しています。昨年11月には北九州しごとサポートセンターの大坪所長を講師にお招きして、「知的障害者の就労」をテーマに研修会を開催。続いて3月にA型事業所 株式会社バモスの見学を行い、その後インクル春が丘の「ぽぽっと」で美味しくランチをいただきました。知的障害者の就労の場が今以上に増える様、ご一緒に活動しませんか。

(委員長 吉武千恵子)

 

地域生活対策委員会

 本人が望むところで暮らす。そんな当たり前な生活が送れるようにとの願いをもとに集う地域生活対策委員会です。20歳代から30歳くらいの子どもの親が多く、前向きに意見交換しています。29年度は、親である私たち自身が体調を崩しがちであったり、親の介護や子どもたちのステップアップなどもあり、今までの生活からは変化を実感する一年であったと思います。子育てに追われる日々は、永遠のように思われていましたが変化するものです。そして今までは、親亡き後なんてまだ先のこととのんびりと構えてきましたが、母親がいなくなったら、特に障害のある子は今の生活が続けられなくなるのだと改めて感じています。

 どうすればこのような心配事が解決するのか、これから地域生活対策委員会で考えていきたいと思っています。

(委員長 平野千絵子)

 

 

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