育成会について

「意思決定の権利」グループディスカッション

知的障害のある我が子をどのように理解し尊重しているのか

 

平成26年1月12日(日)午前、ウエルとばた6Aで国際育成会連盟グローバルキャンペーン「意思決定の権利」グループディスカッション(家族グループ)が開催されました。

このキャンペーンの目標は、障害者の権利条約第12条に明言されている権利を前進させることです。知的障害のある人にとって法的能力とはどういう意味をもつのか、また知的障害のある人の意思決定支援の方法について本人や家族が話し合いの中で課題を明確にし、グループメッセージを作成して第16回国際育成会連盟世界会議ケニア・ナイロビ大会の世界会議へのレポート作成に反映されます。

当日は、全日本育成会より国際活動委員長の長瀬修氏が派遣され、話し合いの進行役を務める中、9名の家族(母親)が参加しました。それぞれの自己紹介に加え子どもの状況やその困難さ、さらに自分自身の意思決定の方法について話しました。そして「知的障害のある我が子をどのように理解し尊重しているのか」という問いには、親として日常の生活を振り返りながら本当に我が子の意思をくみ取っているのか、おざなりにしているところもあるのではないだろうかと深く考える機会となりました。

本人の意思決定を行う際に、わかりやすく情報を伝える努力を周囲が行うこと、家族の他にも支援者や理解者を増やし経験や情報を共有すること、日頃から本人の意思が周囲に理解されるような方法を考慮して意思確認をするなどをグループメッセージとしました。

 

議論無題

 

カテゴリー:活動報告

育成会政策研修会

1月21日、ウエルとばた多目的ホールにて第1回「育成会政策研修会」が行われ親の会会員71名が出席しました。この研修会は、親の会が法人との連携を求め要望した結果、情報の共有や課題解決、政策作りに協働していくことを目的に研修会として法人主催で行われることになりました。テーマは親の会(政策会議)で提案し双方の担当者で話し合いをして決定、二か月に一度開催される予定です。

初回となったこの日は、「グループホームの支援の実態と今後の方向性について」をテーマにグループホーム・ケアホーム支援センター西部/ぱすてる西部の酒井修平事業所長の講演がありました。西部エリアでの現状と共に、制度に関する国の動向について、利用者の障害程度区分の内訳、ホームでの一カ月の費用、休日の過ごし方、夜間支援体制など具体的でわかりやすい説明を受けました。また、新年度から見直しされる「グループホーム・ケアホームの一元化」「介護サービスのしくみ」「サテライト型住居」についても詳しく話を聞くことができました。

 

無題

 

 

カテゴリー:その他

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