育成会について

教育と福祉の連携がスタート

無題教育と福祉の連携がスタート

 

 平成26年3月14日、北九州市教育委員会と北九州市手をつなぐ育成会による初の「教育と福祉の交流委員会」が行われました。双方の理解を深めるとともに、「共生社会」の実現に向けた協力関係について話し合いました。教育委員会からは、教育長をはじめ、市内特別支援学校校長らが、育成会からは、親の会、法人の執行部が出席しました。今後も継続して開催される予定です。

 

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「意思決定の権利」グループディスカッション

知的障害のある我が子をどのように理解し尊重しているのか

 

平成26年1月12日(日)午前、ウエルとばた6Aで国際育成会連盟グローバルキャンペーン「意思決定の権利」グループディスカッション(家族グループ)が開催されました。

このキャンペーンの目標は、障害者の権利条約第12条に明言されている権利を前進させることです。知的障害のある人にとって法的能力とはどういう意味をもつのか、また知的障害のある人の意思決定支援の方法について本人や家族が話し合いの中で課題を明確にし、グループメッセージを作成して第16回国際育成会連盟世界会議ケニア・ナイロビ大会の世界会議へのレポート作成に反映されます。

当日は、全日本育成会より国際活動委員長の長瀬修氏が派遣され、話し合いの進行役を務める中、9名の家族(母親)が参加しました。それぞれの自己紹介に加え子どもの状況やその困難さ、さらに自分自身の意思決定の方法について話しました。そして「知的障害のある我が子をどのように理解し尊重しているのか」という問いには、親として日常の生活を振り返りながら本当に我が子の意思をくみ取っているのか、おざなりにしているところもあるのではないだろうかと深く考える機会となりました。

本人の意思決定を行う際に、わかりやすく情報を伝える努力を周囲が行うこと、家族の他にも支援者や理解者を増やし経験や情報を共有すること、日頃から本人の意思が周囲に理解されるような方法を考慮して意思確認をするなどをグループメッセージとしました。

 

議論無題

 

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幼児学齢対策委員会学習会

幼児学齢対策委員会にて学習会を開催

 

無題

 

平成26年1月23日(木)小倉南生涯学習センターにて、幼児学齢対策委員会主催で、「平成28年度、門司区に新設される特別支援学校について」の学習会を開催しました。新設される学校に関わる、就学前と学齢期の保護者が参加して、北九州市教育委員会総務部特別支援教育企画担当、橋田由美子課長にお話を聞きながら、意見交換をしました。校区はどうなるか、在学途中に新設校へ転校することへの不安、いつから見学ができるのかなど、幼児期、学齢期の保護者の今の声を行政に届けることができました。

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戸畑地区会のクリスマス会

地区会として大切にしたいこと

 

平成25年12月15日(日)、ウエルとばた81、82会議室で戸畑地区会のクリスマス会を開きました。今回は、会場の都合で午後からの開催となりましたが23名の方が参加しました。

恒例となった作品づくりは、数か月前から役員会の中でアイデアを出し合って決めています。まず、クリスマスにちなんだもの(クリスマス会なので・・・)

そして、簡単に作れるもの(時間が1時間30分位で完成したいことと本人や手芸が苦手な方もチャレンジして欲しいので)さらに材料費は安価にする(材料代の負担を少なくして多くの人に参加してもらいたいので、100円均一等の材料を利用)ことを考えながらもクオリティは高いものをと目指しています。

今回は、クリスマスリース作りでリボンを巻いたまつぼっくりのリースの中央にマトリョーシカ人形(ロシアの民芸品)を手作りして飾りました。本人が一人で作ることができる方は、説明を聞いたり見本をみて一生懸命作っていました。また、お母さんやヘルパーさんと一緒に作ったりお母さんが真剣に作っているのを傍らで見て喜んでいる人もいて、本当にこんなひと時も大事だなぁと思いました。

完成後は、ケーキとお茶でお祝いし、楽しみにしていたビンゴゲームで盛り上がりました。

戸畑地区会の親子レクリエーションは、一年を通じて秋のバスハイクとこのクリスマス会を行っています。親と子が元気で明るく地域で生活していくためにもこのような活動を地区会として大切にしていきたいと思いました。

 

リース戸畑クリスマス

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11月 法人・親の会連絡協議会

「障害のある人たちのために」という目的を共に

 

11月25日(月)、「法人」と「親の会」共に三役が出席して今年度初めての連絡協議会が行なわれました。

昭和39年に誕生しました北九州市育成会は、昭和58年に社会福祉法人となり事業運営が始まりました。その後、平成6年に障害福祉サービス事業を行う「社会福祉法人」と主に知的障害のある家族を有し障害者運動を推進する「親の会」に分かれ、共に主体性を持った組織として今日に至っています。

しかし、「共生社会」を目指した障害者制度改革などにより障害者福祉を取り巻く環境も変化してきました。お互いの目的である『障害のある人たちのために』と今一度、原点に立ち返り、さらに協力体制の構築(システムとしての関係構築)を目指して今後は、連絡協議会を月例化して行うこととなりました。

連絡協議会

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