育成会について

広島県育成会主催の研究大会参加

自分の住みたいところで きらっと光る人生を送る

広島県知的障害者福祉協会、広島県手をつなぐ育成会主催の研究大会に参加

 

 平成30年12月15日、広島市総合福祉センターで「第7回きらっと光る人生を考える研究大会」が開催されました。はじめに、厚生労働省の源賀真規子氏より障害保健福祉施策の動向として、障害者の重度化、高齢化、親亡き後を見据えた地域生活支援拠点等の機能強化の整備等について行政説明がありました。

 次に、①千葉県我孫子市、②広島県廿日市市、③岡山県倉敷市の大会テーマに沿った実践報告がありました。①の地域生活支援拠点事業は、拠点に必要な5つの機能として、相談支援、緊急時の受け入れ・対応、体験の機会・場、専門的人材の確保・養成、地域の体制づくりをあげ、行政を中心に基幹相談支援センターや地域包括支援センターと連携した事業を行い、行政の福祉総合職や専門職と協力し重度化、高齢化に対応する体制を構築している、②は、平成26年度に出された国の基本指針に基づき27年度から、仕組み作りの学習会を全体会や部会に分かれて重ねる事で29年度に地域生活支援システムプロジェクトを起ち上げ30年度の事業実施に至るまでの経緯について説明、③は、迫りくる本人、家族の高齢化、重度化をどのように受け止め支えていくのか、相談支援専門員に求められる役割について、また地域生活支援拠点については自立支援協議会の活性化と充実がすべてである、という話でした。

 続いて、「安心できる親亡き後の生活の場とその支援を考える」をテーマに、広島県育成会の副島宏克会長ほか6人が登壇してシンポジウムがありました。

 北九州市育成会だけでなくどこの育成会も「親亡き後」の問題は共通しており、避けて通れない、いえ今こそ取り組んでいかなければならないと改めて認識できた研修でした。

カテゴリー:その他

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