育成会について

神奈川県立津久井やまゆり園事件に対する声明文

 平成28年7月26日に起きた「神奈川県立津久井やまゆり園事件」に対して、北九州市育成会(親の会)は北九州市と法人手をつなぐ育成会へ8月3日に声明文を提出しました。全文は以下の通りです。

 

北九州市市長

  北橋 健治 様

 

 

神奈川県立津久井やまゆり園での殺傷事件について

 

 平成28年7月26日未明に、相模原市の障害者支援施設「県立津久井やまゆり園」で起きた事件については、大きく報道され多くの人が衝撃を受けました。

 容疑者の自分勝手な行動で、無抵抗な入所者の方々19名もの尊い命が奪われ、26名の方が負傷するという残忍な行為に対して憤り、悲しみ、そして何故と様々な思いが交錯し言葉にならないやりきれない思いでいっぱいです。

 障害当事者や、家族にとってこの事件は、決して他人事では済まされません。被害に遭われた方々やご家族は、大きな悲しみの中にあり、これからも決して癒えることのない心の傷を抱えて生きていかなければならないことは想像に難くありません。

 全国手をつなぐ育成会連合会は、いち早く国民と障害当事者の方に向けて声明文を出しました。

 北九州市においても、今回の事件を受け早々に市内の入所施設、通所施設332事業所に対し、安全管理の確認等注意喚起の文書を送付する等の対策を講じて下さいました。

 障害者差別解消法がこの4月に施行され、これから私どもも市民への啓発活動を行い共生社会の実現に向けて運動を進めていこうとしている矢先にこのような事件が起きてしまいました。先にも記しましたようにこのことは、北九州市育成会にとっても他人事でなく連日の報道によって、障害当事者や家族は大きな不安を抱えていますので、精神的なサポートが継続して必要だと考えます。

 二度とこのような事件が起こってはならないと思いますが、親の会も、本人や家族を全力でサポートしますので、今回の事件が障害者差別を助長することにならないように市当局にもご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 

 

社会福祉法人 北九州市手をつなぐ育成会

  理事長  小松 啓子 様

 

神奈川県立津久井やまゆり園での殺傷事件について

 

 平成28年7月26日未明に、相模原市の障害者支援施設「県立津久井やまゆり園」で起きた事件については、大きく報道され多くの人が衝撃を受けました。

 容疑者の自分勝手な行動で、無抵抗な入所者の方々19名もの尊い命が奪われ、26名の方が負傷するという残忍な行為に対して憤り、悲しみ、そして何故と様々な思いが交錯し言葉にならないやりきれない思いでいっぱいです。

 障害当事者や、家族にとってこの事件は、決して他人事では済まされません。被害に遭われた方々やご家族は、大きな悲しみの中にあり、これからも決して癒えることのない心の傷を抱えて生きていかなければならないことは想像に難くありません。

 全国手をつなぐ育成会連合会は、いち早く国民と障害当事者の方に向けて声明文を出しました。

 北九州市においても、今回の事件を受け早々に市内の入所施設、通所施設332事業所に対し、安全管理の確認等注意喚起の文書を送付する等の対策を講じて下さいました。法人育成会の各事業所にも、すでに文書が届いていることと思います。

 けれども安全対策の注意喚起だけでなく、利用者がこれからも安心して過ごせるように、家族が不安なく事業所に送り出せるように、精神的なサポートが継続して必要だと考えます。

 障害者差別解消法がこの4月に施行され、これから私どもも市民への啓発活動を行い共生社会の実現に向けて運動を進めていこうとしている矢先にこのような事件が起きてしまいました。先にも記しましたようにこのことは、北九州市育成会にとっても他人事でなく連日の報道によって、障害当事者や家族は大きな不安を抱えています。

 二度とこのような事件が起こってはならないと思いますが、親の会も、本人や家族を全力でサポートしますので、法人育成会におかれましても、本事件を教訓にして対策を協議するとともに、利用者や家族に対して特段の配慮をしていただき、今後も開かれた法人として地域と共に生きる運営を継続していってくださいますよう、心からお願い申し上げます。

カテゴリー:その他

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