育成会について

第54回九州地区手をつなぐ育成会沖縄大会

 8月30日(土)~31日(日)、第54回九州地区手をつなぐ育成会沖縄大会が行われ、第1分科会「育児と教育」の提言者として参加しました。   今回初めての沖縄、初めての一人旅にドキドキしながら出発当日を迎えました。息子の通所送迎バスを見送り、私も新調したキャリーバックを片手にいざ出発。生憎の小雨まじりの中、飛行機は数分遅れで離陸しました。途中の揺れに少々不安を感じながら那覇空港につきましたが沖縄も雨でした。  空港からは、大会会場(沖縄コンベンションセンター)へ打ち合わせのため直行し、会議が終わると外は、青空に素晴らしい虹が・・・。『沖縄に来たんだ~!』と実感した瞬間でした。  景色と言えばホテルの部屋から見た夕暮れもまた格別でした。雲は、低く垂れ、海の色は夕陽に照らされ紫色に見えました。こんなにゆっくりと景色を*眺めるのは久しぶりのことでした。いつも家族の誰かを気にかけ、お世話をすることが日常の私にとって、この非日常的な時間は、とても有難く感じました。やがて、辺りが暗くなるとホテルのビヤガーデンから沖縄民謡の歌声が聞こえてきました。  翌日の発表は、「成人を迎えるまでの道程とこれから~親として、支援者として~」と題して話しました。ようやく三男も今年の8月で20歳になり大人になりました。親としての責任はこれからも続いていきますが、気持ちの上では、一人の支援者として関わって生きて行こうと決め、子育ての25年間を振り返りました。さらにこれから、それぞれの自立に向けての取り組みなどを発表しました。おかしな話ですが発表を終え、自分自身の中でも子育てに区切りがついたような清々しい気持ちとなりました。このような機会をいただけましたこと、北九州市手をつなぐ育成会親の会会員の皆様に感謝いたします。   さて、発表を終えるとすぐ北九州に帰りましたが、三男は、私が家に居ないことが不安だったらしくインターフォンのモニターを絶えずチェックして玄関の入り口に座って不安げな声を上げていたようです。日ごろは、私のことなど気にせずマイペースな息子なのに、私の顔をみるなりとホッとした表情を浮かべ、お土産には、見向きもせず急いでキャリーバックを片付けてしまいました。  また、新たな息子の成長を確認して初めての沖縄一人旅は、思い出となりました。(副会長 平野千絵子)  P1000420   P1000423  P1000427

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